喫茶店のとなりは本屋

写真の腕を上げるつもりはありません。使っているカメラは初心者向きで十分です。でも、写真をたくさん撮りたい。

 雨が続いている。
 タイツリ草の花が終わる。
 テッセンの花が終わる。
 エゴノキの花が散っている。今年は、エゴノキの花が咲きだしてから、晴れの日が続かなかった。曇り空に咲き、雨に散っていく。

 二日前からエゴノキの花が咲きだした。
 雨の日が続いているので、今日はもう散り始めている。エゴノキの花が散り終わると木の周りの地面一面が、散った花で白くなる。
 ヤマボウシとエゴノキが花をつけ、風に揺れ、雨に濡れている。

 ハスカップの実がなった。ハスカップは、たたんでしまう庭から移植したものなので、実を摘むのは初めてだ。ワイルドラズベリーも一つだけ赤くなった。
 ハスカップとワイルドラズベリーの実を食べた。両方ともすっぱい。

 四五日前からヤマボウシの花が咲きはじめた。詳しくいうと、「花」ではないそうだが、感覚としては「花」なので、花と呼ぶ。
 去年、乱暴に剪定をしたので、今年は花が少ない。でも、立派に咲いた。
 庭の花で最も好きな花だ。色が控えめだ。形が単純だ。枝々に咲き、風に揺れると音楽が聞こえそうだ。

 花が小さい品種のキンギョソウの苗を何年か前に植えた。翌年には、前年に咲いた所と違う所にこのキンギョソウが育ってきた。こぼれ種で知らないうちに芽を出したのだ。以来、毎年庭の隅の方にこれが育ってくる。
 庭で勝手に育っているパンジーと同じように、花はだんだんに小さくなり、色もなんとも形容できないような色になっている。あまりに花が小さいので、咲いていても見逃すほどだ。
 でも、この花も好きだ。それに、写真に撮ると見栄えがする。

 ビオラもペチュニアも、一年草としては園芸店で最も多く見かける。苗で買って来て花壇に植えるものとしては定番だ。どこでも見るので、家の庭に植えるのは飽きてしまっていた。
 今年は、久しぶりにこの二つを植えた。定番でどこでも見かける植物は、自生ではないがこの地に適している証拠だと思ったからだ。

 今までとは植え方を変えた。一色をたくさん植えてみた。それだけで、定番の花も見え方がずいぶんと変化した。後は、手入れをするのと花の時期が過ぎれば他のものに植え替えることで、より存在感を増してやろうと思っている。

 もう一つ気づいた。どこにでもあるものだし値段もほぼ同じだが、お店によって苗の状態が違っている。ポットの底の水抜き穴から根の状態を見て、花を多くつけていず、茎と葉の様子がよいものを選んだ。

 よその庭でいらなくなったテッセンを、家の庭に移植した。
 鉢植えのクレマチスを庭植えにして、咲かせたことがある。花は豪華だが、咲いている期間が短すぎて庭植えとしては好きになれなかった。テッセンと呼ばれるものは初めてだ。よく見かけるクレマチスよりも、移植したテッセンの花は小さく色も地味な品種のようだ。
 期待をしなかったので、丁寧にも扱わず自分で掘り起こし、自分で庭に植えた。蔓をはわせるための格子状の柵(トレリス)をホームセンターから買ってきて、それに蔓を結んだ。雑にやったので、何本も蔓が折れた。4月の下旬に移植して、枯れてしまった蔓もあったが、ちゃんと花を咲かせた。
 予想通り、小さくて薄い色の花だ。ところが、朝日の中で写真に撮ると、見事な色と形だ。地味だが、じっくり見ると美形だった。

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