書斎は犬と同居

子犬を新しく迎えて、我が家のペットは猫プラス犬になりました。

2018年09月

タローの散歩の時間が増えてきた。
数年ぶりに、以前の北海道犬のときに一緒に歩いた犬たちと飼い主さんたちに会えた。
たかだか数年ぶりだが、学生時代の友人と会うよりも、昔の仕事仲間と会うよりも、なつかしかった。
毎日散歩している犬たちは、以前にもまして、元気で穏やかな顔をしていた。

犬を飼うのを中断したのは、私の病気のせいだった。
犬とまた散歩に出ることができるようになって、改めて、回復を実感した。

トイレにしたうんこに気づかずにいると、なめたり、散らしたりする。
退屈すると、ケージの中でもケージの外でも、吠える。
かなり、気になった。
悩みだった。

それが、消えてきた。

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外での散歩を毎日続けるようになって。

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五か月目に入り、いろいろと表情を見せるようになった。
人が勝手に言葉をつけているだけだが‥‥
私が、階段下にいるので、飛びつくに飛びつけないでいる。

タローの散歩の距離を少しずつ延ばしている。
タローの様子を見ながら、へばらないように、時間をかけて外の時間を増やしている。
歩くスピードと歩く距離が、しっかりしてくるのがわかる。aIMG_0041

タローが来て、シンとカイの生活も変わった。
今までは、家の全てが二匹のテリトリーだった。
それが、タローが二階を本拠地にしてからは、二階へ行くことを制限されるようになった。
なおかつ、タローを下へ降ろした時は、二匹の猫は、一室に閉じ込められた。aIMG_6486
猫は、それをタローのせいと認識するかどうかはわからない。
犬のせいととらえるとらえないは別として、今までの生活よりは緊張する場面は増えたはずだ。
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カイは、タローよりも自分の方が力が上とわかってからは、隙あらばタローに攻撃をしかける。
タローは、ひたすら逃げる。
カイはタローを追い詰めそうになる。
どちらかが怪我しても困るので、人が間に割って入る。

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あまりに吠えがひどいので、次のことをやってみた。
①吠えた時は、タローを見たり、かまったりしない。
②ケージから出す時間を長くする。
どれが効き目があったのかはわからないが、吠える回数が減った。
一番効き目があったのは、狂犬病予防接種が終わって、散歩を本格的に始めたことのような気がする。

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元気だということは、見ていてわかる。
便の状態がいい。
尿の量と色、臭いも変化がない。
食べ方、食べる量も安定している。
体重は、今7.8㎏、徐々に増え続けている。
3回めのワクチンの時の獣医師も特に問題はないとの診断。

経験はあるが、何回見ても、子犬の成長スピードのすさまじさを感じる。
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小さな体のどこから出るか、と思うほど大きな吠え声だ。
そばで吠えられると、耳がキーンとするほどだ。
どんな時吠えるかを観察。
①誰からもかまってもらえず、遊んでもらいたいとき。
②おしっこをしてトイレが汚れているとき。
③人と遊んでいて、興奮したとき。
それ以外では吠えない。
①~③をなくしてやればほとんど吠えない。
でも、タローの要求に応えていては、こっちの活動が成り立たない。

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私とカミさんの食事の時、シンとカイは、私とカミさんの椅子に来る。
シンとカイには、ヨーグルトと、その他いくつかの食べ物だけは少しだけやることがある。
ペットに食べさせるものを、今までの犬と猫でいろいろと試したが、結論は人の食べ物を一切やらない、が最良だ。
ペットフードがこれだけ進化しているのだから、ペットのおやつも害の方が多いと思う。
シンとカイは、そこまで徹底する前の時期もあったので、なるべく害のなさそうなものだけは時々やっている。
でも、一度でも人の食べ物を許すと、それは何年経っても覚えている。

タローは、おやつも銘柄の違うペットフード(ドライ)だ。
タローは、まだ外の世界をほとんど知らないので、私が物を食べても無反応だ。

5時30分、タローだけで寝ている書斎へ。
タローは、まだ寝ぼけ眼。
6時、もう一度のタローのケージへ。
夜中していないおっしこを、たっぷりとケージの中のトイレに。
ケージから出して、私は自分のすべきことを。
タローは、しばらくまつわりついて、部屋の中のパトロールへ。
そのうち、臭いが。
部屋の隅に置いたトイレにうんこを。
うまくいかないこともあるが、ケージの中、部屋の中のトイレは覚えた。aIMG_6475
家に来たのが、六月中旬、今は九月初旬、この間毎日毎日子犬の排尿と排便を観察し続けた。
その結果が、今の様子だ。
これで、タローを部屋の中へ安心して出してやることができるようになった。
失敗はつきものだが。

タローは、震度5の時はケージの中にいた。
ケージの中にいなければどうしたのかは、わからない。

タローは、カイに追いかけられると、私の後ろか、ケージの中か、キャリーケースの中に避難する。
地震の場合もそうなのだろう。

タローについてひとつわかったことがある。
恐いとおとなしくなることだ。
最近のタローのうるささには辟易することもある。
そのタローがまるで動かないし、吠えない。
食欲はあるし、排泄もしている。
体に悪い所があるのではない。
精神的に怯えているのだろう。
逆をいうと、動き回り、人を見ると遊べとまつわりつき吠えるのは、子犬が心身ともに健康な証拠なのだと思う。
ケージの中でうずくまり、一匹にしても吠えもしないのは扱いは楽だが、ダメージを受けている証拠だと思う。

また、タローは猫よりも人の生活振りに密着しているのもわかった。
電気がこないで、ライトを頼りの夜には、ライトで照らされるのをいやがるどころか、懐中電灯の光に安心する様子さえ見られた。

地震後の停電から暗闇の一夜を過ごし、二日めの夜になってやっと電気が復旧した。
暗い家の中に電気の照明が灯り、家電のいろんな音がするようになって、タローはやっと元気を取り戻した。
灯りや家電の音というよりも、ホッとした私とカミさんの顔や声に反応したのだと思う。

犬はとことん人の暮らしに寄り添っている。

九月六日の午前三時に震度五の揺れがあった。
人だけでなく、猫と犬も同時に或いは、人よりは少し早くそれを感じたと思う。
人は揺れが何度かあるまでは眠っていたが、猫は最初の揺れで目覚めたようだ。

猫は、その直後に自分で最も安全な場所へと避難した。
シンは洋箪笥の中、カイはベッドの下。
シンが逃げ込んだ洋箪笥は納戸においてある。
そこは、家の中では昼間も暗くて、人の目のない所で、通気のために細く開けてあるドア以外は完全に囲まれている空間だ。
カイが逃げ込んだベッドは、普段は使わない部屋に置いてあり、私とカミさんが使っているベッドと違って、下に潜り込める構造になっている。
シンとカイは一階にいたが、揺れの初期段階で、二階に駆け上り、それぞれの場所に身を隠したとしか考えられない。
普段から災害の場合はここに避難と決めていたかのようだ。

そして、二匹の猫は、地震から二十四時間以上、それぞれの避難場所からまったく動かなかった。
水も食べ物もとらないし、排泄もしていない。

まず、カイが一階に自分から降りて来たのが停電の一夜が明けた七日の朝だった。
シンは、カイが避難場所から出て来ても、出て来ない。
カイが、動き始めたので、少し経ってから、カミさんがシンを抱いて居間に連れて来た。
そして、二匹はカミさんのそばで少しずつ水を飲み、フードを食べ、おっしこもした。

シンもカイもそれから数日は、余震の度に机の下に隠れて過ごした。
今でも、猫二匹は余震に敏感だ。
余震でなくても、物音に怯える様子を見せる。
いまだに食べる量は、いつもより少ないし、時間もかかっている。

カミさんは、地震から一週間が経とうとした今でも、二匹が怯えないように、声をかけ、フードを少しずつやり、気を配っている。

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