書斎は犬と同居

子犬を新しく迎えて、我が家のペットは猫プラス犬になりました。

2018年10月

タローは、今月で六か月齢になる。
歯はすべて生え変わっていると、動物病院で言われた。
なるほど、いつの間にか立派な歯が生えている。
去勢手術の予約も今月だ。
散歩の時に、マーキングの素振りをするようになった。
体重は九キログラムを超えた。
どんどん子犬でなくなる。

子犬に、「力が漲っている」はオーバーな表現だ。

私が立っていたり椅子に座っていると、私のふくらはぎの辺りをチョロチョロと動き回るに過ぎない。
私が床に腰を下ろすと、全身で私の体中にぶつかってくる。
床に寝るなどは、私の顔にぶつかってくるので、恐くてとてもできない。
まず、十分間ほどは、十秒と動きを止めることなく私に飛びつき飛びのき、頭をこすりつけ、胴体をぶっつけ、舐めて、噛んで、体のあらゆる所を密着させてくる。
どんなに私が頑張っても、この動きには音を上げて、立ち上がるか椅子に避難するしかない。

タローは、その九キログラムに届かない体に力を漲らせている。

今朝は曇り空で暗いので、タローのケージを見に行くのが遅れた。
ケージを覗きに行ったら、おしっことうんこをたっぷりとしていた。
後始末に大変だった。
朝食前にタローを散歩に連れ出す。
コースは、我が家の周囲から小学校と中学校のそばを通っての一回り。
犬連れさん、二組に会う。
今朝のタローは、拾い食いも少なく、どんどん歩く。

私は、通院日なので、午後いちばんに病院へ行って来た。
戻って来て、留守番のタローを公園に連れ出す。
野球グラウンドは、珍しく誰もいない。
グラウンドを走り回り、木の枝を見つけ、かじり続ける。
五分以上、はらばいになってかじっている。
帰り道は、疲れたのか、拾い食いモードになり、家の近くでうんこをする。

朝も夕も、三十分ほど、距離は一キロに満たない。
これくらいが、タローにも私にもちょうどよい。

手術を受けてから、回復しても、外へ出ることが減った。
庭で草木の世話をすることくらいがせいぜいだ。
ウオーキングをやるが、回数と歩く距離は増えなかった。
犬との暮らしを始めたのは、外へ出るチャンスを増やしたい思いもあった。
犬を外へ連れ出すことをはじめて、三週間ほどは、散歩をしているとか、外の空気を楽しむという感じはもてなかった。
何をするか、どこへ行くか、油断も隙もないタローをコントロールするので精一杯だった。
コーギーの子犬一匹に振り回された。
放っておくと、子犬がどんなことをして、どんな行動を覚えるか、なまじ知っているだけに気を遣わせられた。

木の実、煙草の吸殻、紙ゴミ、プラスチックゴミ、枯れ草、などなどを口に入れ、そのうちのいくつかは食べてしまう。
自分の行きたい方向へ進む。
歩くのではなく、とにかく動き回る。

犬は本来野外を自由に動き回る動物だ。
子犬は食べていいものを、母犬にもらいながら覚える動物だ。
それをせずに、リードの範囲で市街地を歩くのだから、子犬が慣れなければならないことは多い。
それでも、タローは、日々外が好きになる。

私も外へ出ることを前提に一日を組み立て始めている。
数年間のブランクを埋めるように。

ケージの中のトイレの横にたっぷりとおしっこをしている。
タローをケージから出して、ケージのトレイを掃除していると、今度は、ケージの外のトイレの横にうんこをした。
タローを見張りながら、おしっこの始末を続けていると、玄関のピンポンが鳴り、宅配さんが来た。
今日は、カミさんは留守。
タローは、おしっこもうんこもして、すっきりで元気いっぱい。

タローをケージから出すと、まずは足にまつわりつく。
ケージの中のトイレの始末をし終わって、床に座ると、部屋の中をパトロールしていたタローは、まっしぐらに走ってくる。
その時のタローの目と、短いながらしっかりと動く四肢を見ると、笑ってしまう。aIMG_0075

猫一匹、犬一匹、それで人の暮らし方が変わる。
前からそれには気づいていた。
だが、今回のコーギー、決して大きくはない犬種の子犬一匹で私の生活が変わった。
改めて、驚く。
一番の違いは、一日中、しなければならないことが次から次へと出て来ることだ。
自分がごはんを食べる以外に、猫と犬とにごはんを準備し、食べさせ、片付けをすること、これがないとあるとでは、一日がずいぶんと違う。

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世の中が揺れるのは、大嫌いだ。
地面は、動かないのが安心だ。

猫はいつもそばにいる。
そばにいながら、私とは一定の距離がある。
私だけでなく、家の猫は、誰とでも人とは一定の距離を保つ。
そして、人によって、その距離は微妙に違う。
それぞれの人との距離は猫自身が決める。
カミさんが猫との距離が一番近い。
私が床に寝ころぶと、猫は近寄ってくることが多い。
それと、お腹が空いたときだ。
名前を呼ぶと、振り向くが、すぐに近づいてくることはめったにない。

ごくまれにだが、お腹の空くタイミングでも呼んだのでもないときに、小さく鳴きながら近づいてくることがある。
こういうときは、驚くし、うれしい。

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