体が弱くて、食が細かった。
結果、児童向けの本を読むことが多かった。
外で、同年齢の者と遊ぶことが少なかった。
空想することを覚えた。
現実を見ることが身に付かなかった。

想像することや予想することに傾き、先のことばかりに目を向け、計画することが好きな大人になった。
事実を見て、現実に向かうことを避ける大人になった。

子供に、本を読ませるのはよいことばかりではない。
特に、児童向けのいわゆる良書や大人が選んだ推薦図書のようなものばかりはよくない。

子供の時の読書にはよいこともある。
それは、学校の成績に結びつくような読解力や文章力ではない。
子供の頃の読書で得られたことは、自分の部屋にいても楽しみを見つけられることだろう。
そして、そのことは、私の年齢になってもありがたい。